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ワンオフ マフラー製作
BFMフルブラストのワンオフ作業の一つでもある、マフラー製作について紹介いたします。

最近の傾向としまして、マフラーの音量は非常に重要な問題です。
ナンバー付きストリートチューニングカーのマフラーは、道路交通法にのっとった保安基準に適合していないとなりません。
サーキットオンリーのレース用車輌ならいざ知らず、やはりストリートカーだと周りのコトにも目をむけなくてはなりませんね。

通常 車検対応のマフラーを装着する所からチューニングがスタートする場合が多いですね。
その後、吸気パーツやコンピューターなどチューニングも発展していきます。
そのことで、排気周りの見直しも当然必要となります。
インナーサイレンサーの装着された保安基準適合マフラーなどは次のステップとしてはイイアイテムです。
サーキットなどではインナーサイレンサーを抜き全開走行できますが、ストリートでそれを行なうことは騒音公害を巻き起こしますしそれ自体が違反行為です。
極細のインナーサイレンサーを装着した状態ではやはり全開走行も気持ちイイものでもないしエンジンにも良くありません。

そこで、BFMフルブラストでは、極力音量を抑えた排気効率のいいマフラーをと思考錯誤を重ねながら考えそして形にしてきました。

それが、ワンオフによるマフラーの製作です。

まずやはり、音量を抑える場合 サイレンサーの容量は重要です。
ワンオフでマフラーを製作する場合、新規でパイプからすべてを起こしなおす場合と
現在使っているマフラーを有効利用する場合とがあります。

このどちらにも有効に使えて、多くの車輌に流用が可能な様 まずサイレンサーの
サイズを検討しました。
そして このサイズにたどりつきました。

タイコ径は 200φ 長さは500mm 出口115φ
そして各走行ステージに合わせられる様 内径を90φのストレートとしました。
この サイレントサイレンサーを使用しワンオフにてマフラーを製作します。

通常 2000ccクラスのターボ車では、メインパイプは80φが一般的です。 このサイレンサーは、サーキットでは90φのままで使用します。 ただ ストリートでは、いかんせん音量が絞りきれない為、60.70.80φのオプションのインナーサイレンサーどれかを選択しストリートに対応させます。
インナーサイレンサーの装着で驚くほど静かで、70φ80φでは全開走行もまず問題なく行なえます。
容量の大きなサイレンサーとインナーサイレンサーでアイドリングもホント 静かになります。

 
タイコは、チタン製とSUS304製の2種類を用意し、どちらも1mm材料を使い
軽量化と高強度を両立させてます。

ワンオフなので、マフラー径などはもちろん選択できます。
また マフラーバンドやフランジはオリジナル品を使い、1本1本 TIG溶接により
心込めて製作いたします。
専用サイレンサーバンド オリジナルフランジ 6mm 製作中 画像 完成